心臓手術は人工心肺装置を使い、心臓を止めて胸を20~30cm切開し、肋骨も切らなくては手術ができない事もあり、体力のない高齢の患者さんには大きな負担がかかってしまいます。
なんとか、患者さんの負担を軽減させる手術の方法はないものか・・・そこで、渡邊先生が注目したのが医療ロボット【ダヴィンチ】です。
ダヴィンチとは、医師が3Dモニターを通して遠隔操作で実際に鉗子を動かしている感覚で手術を行います。
ダヴィンチを使った手術方法は肋骨の間に数カ所に、約2~3㎝の穴を開けて内視鏡カメラとロボットアームを挿入し手術を行います。
ダヴィンチを使った手術のメリットは、傷が小さいのの出血が少なく、時間も短縮できます。胸骨感染のリスクの心配もなく、さらに、傷跡も痛みも少なく社会復帰が早くできる事です。
渡邊先生は、ブラックジャックに憧れ医師を志します。金沢大学医学部卒業後、金沢大学第一外科に入局し、その後、海外で活躍する心臓外科医になりたいという夢を叶えるためにドイツに2年半臨床留学します。
その間、2000件にわたる心臓手術を経験し、32歳で日本人最年少で心臓移植を執刀します。
日本に帰国後、2005年に医療ロボット【ダヴィンチ】を導入し、日本人として初めてのロボット心臓手術を行いました。
2008年日本ロボット外科学会を創立。日本におけるロボットを用いた手術の普及に勤めています。
現在、日本でダヴィンチを使った心臓手術を行っているのは渡邊先生のチームだけです。
また、手術室はガラス張りになっており、手術中の様子を家族は隣の部屋でその様子を画面でも見る事が出来るようになっています。
病院 | ニューハート・ワタナベ国際病院 公式ホームページ https://newheart.jp/ |
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電話 | TEL 03-3311-1119 / FAX 03-3311-3119 |
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