梅雨の時期が終わるといよいよ夏!

冬の洋服はしまって夏に向けての衣替えの季節になりますが、お子さんが着ている制服。皆さんはクリーニングに出していますか?

制服を着ているお子さんがお一人ならクリーニングに出しても、そんなに家計費に負担がかかるということもありませんが、制服を着ているお子さんが二人とか三人になると、これはもう家計費が大変です。

実は洗濯ネットを上手に使えば制服をきれいに洗うことができるそうです。

ここでは、洗剤の大手ブランドライオン株式会社のお洗濯マイスター大貫和泉さんが、NHK「あさイチ」に出演して紹介していた洗濯ネットを使って制服を自宅で洗う方法を紹介します。

洗濯ネットの選び方・入れ方

最初に洗濯ネットの選び方と入れ方を紹介します。

今は100均でも多種類の洗濯ネットが販売されているので手軽に揃えることができます。洗濯ネットには、目の粗い物と目の細かい物があります。

毛羽立ちが気になる衣類や色落ちが気になる色の濃い物などを洗うときは目の細かいネットを使った方が良いそうです。制服を洗うときは目の細かいネットを使いましょう。

洗濯ネットの大きさはですが、洗濯ものよりも大きいネットを使うと洗濯している間によってしまい型崩れやシワの原因になってしまうそうです。洗濯物に合った大きさのネットを使うようにしましょう。

つづいて、制服のネットの入れ方です。

制服の上着は、前身ごろと後ろ身ごろの大きさが違います。ボタンをしたまま洗うと型崩れやシワの原因になってしまうそうです。

ですので、ボタンははずして、袖をクロスし上着を半分に折りたたんで洗濯ネットに入れましょう。上着を折りたたんだ大きさに合わせた洗濯ネットを選びましょう。

スカートやスラックスは、ファスナーやホックは洗濯しているときに引っかかって生地を傷めてしまう原因になります。それを防止する為にファスナーやホックは閉じてから洗濯ネットに入れましょう。スラックスは蛇腹折りして洗濯ネットにいれます。

制服を洗濯機で洗う

縦型の洗濯機で洗うときは、型崩れ防止の為に洗濯物の入れ方に注意しましょう。重い上着は下に入れて、軽いスカートやスラックスをその上にいれます。この時、汚れが気になる袖口や襟元などは中性洗剤をそこに直接つけてから畳んでネットに入れると良いそうです。

洗剤はおしゃれ着用の中性洗剤を使い、弱水流コースで洗ってください。

洗濯表示が手洗いマークになっているものは、基本的に手洗いで洗ってください。中には、手洗いマークも洗濯機で洗えるコースがある洗濯機もあるそうです。

洗った制服の干し方

きれいに洗った制服を干すときは陰干しにしましょう。スカートやスラックスは洗濯ハンガーを使って筒状に干すと早く乾くそうです。さらに、裾や袖にタオルを丸めて入れるとシワ伸ばしに良いそうです。

以上になります。この洗い方は制服だけではなく、ビジネススーツなどにも活用できるそうです。