朝起きて、カラダが痒い!ポツンと赤くなっていてダニに刺されたのかも。
または、鼻水が出て止まらない。こんな経験されたことはありませんか?
現在ダニアレルギーで辛い思いをしている人は2900万人もいると言われています。
これから訪れる高温多湿の時期はダニの繁殖にうってつけの時期です。その時期が来る前にダニを退治して一掃してしまいましょう!
ダニが好んで潜んでいる場所
ダニの種類はなんと5万種類いると言われており、とにかく生命力があります。南極にもサハラ砂漠にも深海にもいると言われているんですよ!
つまり、どこにもいるのがダニなんです。ダニの大好物は人の皮です。だから、人がいるところにはダニはいるんです。
ダニは空き家にはいないんだそうですよ。人が住んでいないのでエサがないからなんですね。
で、私達の住んでいる家の中で一番ダニが好きなところと言うと布団になります。
家庭に多いのがヒョウヒダニと言うダニの種類ですが、このヒョウヒダニは人の皮膚を噛んだりはしないそうです。では皮膚を噛む犯人は?
実は、そのヒョウヒダニが増えると、それを食べるツメダニという種類のダニが増加します。このツメダニが私たちの皮膚を噛んでいるそうです。
自宅でダニを駆除する方法!
この憎きダニを家庭で予防する方法を思い出せるだけ出してみると
- 布団を天日干しにする
- 布団・床に掃除機をかける
- ダニを寄せ付けないスプレーをかける
などが主な対策になります。
ですが、洗濯しもダニは生きています。水や洗剤では死にません。布団を天日干しにしても生き残ります。ならば、掃除機で吸い取る。掃除機をかけると死ぬダニもいますが、多くは死骸やフンが吸い取られるだけで、生きてるダニは奥に潜って逃げてしまうので掃除機で吸い取るのは大変難しいのです。
では、乾燥させると・・・実は湿度を60%以下にすると、ダニは動かなくなり繁殖を止めます。ですが、湿度が60%以上になると、また活動しはじめるのです。ダニは死にませ~ん!しぶといのです。
ここからが、重要になってきます。そんなダニの撃退方法をNHKのためしてガッテンで放送していたので紹介します。
実は、ダニは熱に弱いのです。50℃以上で20~30分加熱すれば死にます。さらに、60℃なら一瞬で死んでくれます。
そうなると、家庭での駆除する方法は、家庭用乾燥機です。乾燥機は多くの場合が55℃以上になるのでダニを殺すことができます。自宅に乾燥機がない人も多いかと思いますが、そんな方はコインランドリーを利用しましょう。毛布や掛布団まで乾燥してくれるところもあるので探してみるといいですね。
その他に家庭での方法は、布団乾燥機があります。布団乾燥機も50℃以上になるので効果あります。ですが、熱が当たらないところはダニの逃げ場になってしまうので、布団乾燥機の使い方にはコツが必要になります。
普段は敷布団の上に乾燥機のシートを敷きます。それではダニの逃げ場を作ってしまうので、敷き布団の上に乾燥機のシートを横にして置きます。そして敷布団で包み込みます。その上から掛布団で覆うとすみずみまで50℃以上になるそうです。やってみてくださいね。
その他の方法で凄いアイデア!と思ったのが炎天下の車の中です。なるほど!炎天下の車の中は70℃以上になります。そこに布団を広げて2時間程度で布団をひっくり返すとすみずみまで50℃以上になりダニが死んでくれるそうです。
死んだダニをきれいにする方法
ダニを殺したあと、そのダニを綺麗に吸い取りましょう。
大人の布団は片面40秒。子供用の布団は片面20秒掃除機をかけましょう。
布団専用ノズルが1500円位で販売されているのでそれを使うといいそうです。もちろん布団専用の掃除機もOKです。
今すぐ自宅の掃除機で行いたい方は、ストッキングを掃除機のノズルにかぶせると布団の布地を吸い込まないので掃除することができます。
まとめ
衣類乾燥機を使う。時間は30分~1時間が目安になります。
布団乾燥機は1時間以上が目安。
加熱は3か月に1回程度行い、掃除機は週に1回程度かけるようにしましょう。
また、洗濯でもダニのフンは洗い流すことが可能です。最後に、忘れがちですが枕に一番ダニがあつまりやすいそうです。その原因はフケです。枕も忘れずに50℃以上のの熱で退治してくださいね。